世界中で人気な南米の国ボリビアの観光スポット、ウユニ塩湖の鏡張り現象。
日本人に人気なこの現象が消滅する可能性があるそうです。
以下のリンクのニュースにも取り上げられており深刻さは増しているようです。
今回はそんなウユニ塩湖消滅の可能性について紹介します。
「ウユニ塩湖に行ってみたい」
「ウユニ塩湖はいつかなくなる?」
この記事はそんな疑問を持つ方に向けて書いてます…
あの噂を解説します!
※他にもウユニ塩湖について書いた記事があるのでそちらも参考にしてください。
なぜウユニ塩湖がなくなるのか?
ウユニ塩湖が消滅すると言われているのはちゃんと根拠があります。
主に言われているの理由は2点です。
気候の変化
気候変動で気温が高い日が多くなっています。
気温が高いと、塩湖の蒸発が増加して塩の結晶化が進みます。
また、降水量も少なくなっていて塩湖の水位や塩湖の広がる範囲や水面の高さが少なくなっています。
リチウム採取による水面低下
実は、塩湖から採取した成分からリチウム電池に使われる材料が採取できるんです。
現在、ボリビアは国をあげて採掘のに力を入れており、それを狙った中国の企業がウユニで工場を建設しています。
電気自動車やスマホの電池にも使われるリチウムの需要は現在急増しているのでリチウム採取は加速することが予想されます。
実際にチリで塩湖が無くなった前例あり?
チリのアタカマ砂漠にはもともと広い塩湖があったと地元住民は言います。
しかし現在では乾いた大地が広がり、リチウム工場が建っています。
ウユニ塩湖の仕組み
ボリビアの標高約3,656メートルにあるウユニ塩湖は塩分やミネラル豊富な地下水が蒸発して、できています。
乾燥すると湖が干上がり塩の大地が出来上がり、逆に地下水が溜まると鏡張りの大地になるので、天候によって異なる美しい景観となります。
乾季のシーズン
5月から11月までの期間は乾いた壮大な塩湖が楽しめます。
どこまでも続く真っ白な塩の大地が美しい時期です!
実は、現地のツアー会社によると日本人やアジア人以外は乾季の方が人気だそうです。
雨季のシーズン
12月から4月のこの季節は水のはった湖面に鏡のようになる時期です!
日本ではこの時期のウユニ塩湖の写真が有名で大体の日本人が想像するウユニ塩湖はこの状態だと思います。
ウユニ塩湖周辺の観光地
ちなみに、ウユニ塩湖まで行って鏡張りが見れなくても大丈夫!
他に楽しめるスポットが他にもあります。
列車の墓場
ウユニの街の近くにある古い列車が何十台も放置されている場所です。
ここでは、独特な雰囲気とSNS映えでき写真撮影が楽しめます。
※ウユニ塩湖行きのツアーに組み込まれていることが多いのですが実は街から30分歩けば入場料はかからないので無料で行くことができます
サボテン島
塩湖の中にある島でサボテンと塩の大地でSNS映えできる写真撮影ができます。
アタカマ砂漠ツアー
ウユニ塩湖ツアーで3日ほどかけてチリまで行くツアーがあります。
あとがき
マチュピチュが入場制限されたりガラパゴスの博物館が有料化されたり海外の観光地は人為的にも自然的にも気がつけば変化しています。
いざ、自分が行こうとした時それは叶わないかもしれません。
特に昨今は気候変動やコロナの影響があるのでそれにつけて変わりやすいようです。
海外旅をしてる中、何度「コロナがあったから」と言われたことか・・・
もし、行きたい場所があるなら多少むりしても早めに行くことをオススメします!
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