アメリカの西海岸の街、
ロサンゼルスでアンティークバイヤー
として仕事をしていたとき
ロングビーチアンティークマーケット
という場所で出会った
”ソックモンキー”が
可愛くて深い歴史のある
魅力的なビンテージ
コレクターアイテムなので
紹介します!
「アメリカのビンテージ雑貨が好き」
「ソックモンキーって何?」
「靴下でお猿さんが作れる?」
この記事はそんな方に向けて書いてます….
靴下のお猿さん!?
ソックモンキーとは?
ソックモンキーはアメリカビンテージ界では
メジャーな、歴史のあるコレクターアイテムです。
主に靴下に詰め物を入れて
体を作り、
目などの部分は刺繍やボタンを使って、
作られています。
ソックモンキーの歴史
独特な表情が可愛い!
長い歴史を持つ
ソックモンキーですが
発端は
大恐慌時代1930年代の
アメリカでは、
長い貧困生活の中、
クリスマスプレゼント
などで贅沢なものが
渡せなかったため
炭鉱などで当時働いていた人たちが
よく履いていた
カカトの部分が赤くなっている
靴下”レッドヒールソックス”
を見て閃いた、
お母さんやおばあちゃんが
この靴下を使い、手作りで
子供に向けて、人形を作り出したことが
始まりとされています。
ビンテージソックモンキーの価値
ロサンゼルスの有名なマーケット
ロングビーチフリーマーケットで、
ソックモンキーを出品されている
ソックモンキー博士のような
お姉さんのお話を聞けたんですが。
ビンテージのものは
独特な刺繍で表情が作られていたり
マニアな方ならすぐに見分けがつけられ、
古いものであれば、
かなり高額でも探している人は
多いと言いいます。
ソックモンキー博物館
世界中にコレクターがいる
ソックモンキーは
なんとアメリカのイリノイ州に
博物館があります。
現在、営業中かは不明ですが
博物館があるほど世界中で人気があり
歴史のあるものだと
いうことがわかりますよね!
レッドヒールソックスとは?
ソックモンキーの本体でもある、
レッドヒールソックスは、
生まれは1880年代です。
ジョン・ネルソン
という人がアメリカに
靴下工場を建てました。
この時に生産して大ヒットしていたのが、
カカトの部分を補強して赤色にした
レッドヒールソックスでした。
レッドヒールソックス今でも買える?
ちなみにソックモンキーの
材料となるカカト部分の赤い靴下
レッドヒールソックスは現在も
”FOX REVER”という会社から販売されています。
ソックモンキーの魅力にハマった方は
これを使って手作りで
再現したりする方もおられるようです。
ビンテージと比べるとやはり、
雰囲気や可愛さは変わってしまいますが、
手芸が得意な方は楽しめると思いますので、
ぜひ、作ってみてほしいです。
まとめ
ただの靴下から辛い歴史と
家族の温かいストーリーで生まれ育ってきた
”ソックモンキー”
アメリカビンテージ界を
を代表するお猿さんです。
さらにSNSなどでも
手芸作品として注目している作家さんも多く
入門手芸や子供へのプレゼントにおすすめです!
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